「さてと……。生徒さんのことを考えるのがインストラクターの役目ですから……大丈夫ですよ……」
「え、待って、なに——」
鈴村さんの表情が一瞬固まる。私はそのままマットの上に座るよう促した。心臓がバクバクと暴れているのが、震える瞳から伝わってくる。早く楽にしてあげたい……男性ホルモンを吐き出させて、女の子に導いてあげたい。
「大丈夫。リラックスして」
「や、だ、だめ……ちょっと……」
でも、彼が本当は拒んでいないことは手に取るように分かる。温かい息を敏感な先端に吹きかけると、彼の身体が小さく震える。その素直な反応に胸の奥がキュンとする。今すぐにでも、女の子の世界に引き込みたい。
舌をゆっくり這わせる。ぬるっとした熱が鈴村さんの先端を包むと、「んっ……」と吐息が漏れる。恥ずかしがっているのに、快感に悶える表情にこちらもまで興奮してくる。
上目遣いで彼の反応をじっと見つめる。乳首を弄る指とアソコを擦る手、舌で先端を舐め回す動きが合わさる。おちんちんがピクピクしだし、快感が爆発する瞬間が近いのが分かる。
「あ……もう、だ、だめ、でそう……!」
声が途切れ、腰が跳ねる。熱いものが溢れ、マットに白く滴る。
――ぐったりと沈む鈴村さんの姿を見ながら、私はそっと微笑む。達成感と愛しさが胸に広がる。
「これでまた少し、女の子に近づけましたね」
◆
――
「鈴村さん、お疲れ様でした!……あっ、そうだ……これ……」
私はバッグから小さなパックを取り出した。
「よかったら飲んでください。試供品でたくさんあるんです。ボディメンテナンスにとても効果的なんですよ」
「……プロテイン?」
「ええ。運動のあとは栄養補給が大切ですから」
私は優しく微笑み、鈴村さんの手にパックを握らせる。女性ホルモンがたっぷり入ったプロテインを……。
「……ありがとうございます」
鈴村さんはまだ俯いたまま、しかし確かに受け取った。
私は最後に、もう一言だけ添える。
「来週も同じウェアでいらしてくださいね。もっともっと“女の子”らしくしてあげますから」
「……っ……」
鈴村さんは真っ赤になり、何も言えないまま小さく頷いた。
私はその姿を見届け、軽く微笑む。
◆
スタジオに戻ろうとしたとき、背後から柔らかな声がした。
「うまくいったみたいだね?」
振り返れば、リリーさんが壁にもたれて微笑んでいた。
その表情はどこか愉しげで、すべてを見透かしているようだった。
「……はい。男性ホルモンも排出できましたし、思ったよりも従順でした」
「ふふ……このままプロテインを飲んでくれれば……1週間で少なからず身体が変化するはずよ」
リリーさんは近づき、私の肩に指先を滑らせる。
「来週はどうするの?」
「ペアヨガを取り入れます。鈴村さんの股間で他の生徒さんを刺激してしまっては困りますし……リリーさんにペアをお願いしたいんです。そのまま二人で最後の仕上げをしましょう」
「もちろん。私に任せて」
リリーさんの瞳が怪しく光った。
◆
翌週。
鈴村さんは前回と同じ、ピンクのスポブラとレギンス姿で現れた。
もう抵抗感は薄れているのか、最初からその姿でやってきた。
「今日も似合ってますね」
声をかけると、鈴村さんは照れ隠しのように俯き、小さく笑った。
「今日のレッスンは、ペアヨガを取り入れます」
私の言葉に、女性たちがざわめく。
「じゃあ、鈴村さんは……リリーさんと組んでください」
「えっ……」
鈴村さんの顔が赤くなる。
リリーさんは軽やかに歩み寄り、艶やかな笑みを浮かべた。
「よろしくね。女同士なんだから、恥ずかしがらなくていいのよ?」
「お、女同士……」
言いかけて、声が詰まる。
周囲の女性たちがクスクス笑いながら見守っていた。
◆
――レッスンが終わり、私と鈴村さん、リリーさんの三人がスタジオに残った。
私はタイミングを見計らい、紙コップにプロテインを入れ、ウォーターサーバーの水で溶かす。
「今日も、お疲れさまでした。はい、プロテインです」
「……あっ、先週いただいたものと同じですね? あれを飲み始めてから、よく眠れるんです」
鈴村さんが紙コップを口に近づけ、一気に飲み干した。
それを見届けると、私は声を掛けた。
「実はね……そのプロテイン、普通のものじゃないんです」
「え?」
鈴村さんの手が止まる。
「先週から飲んでもらっていたものも、今日のも……女性ホルモンが大量に入っているんです」
鈴村さんの瞳が大きく揺れた。
「な……っ……」
「驚きましたか?」
私は微笑みを深め、穏やかに続ける。
「でも大丈夫ですよね。だって、女の子になりたいからこのクラスに来ているんでしょう?」
「お、俺は……そんなつもりじゃ……」
「まさか」
私は声を低くして囁く。
「下心で参加したんじゃないですよね? もしそうなら、すぐに警察に通報しますよ」
「……っ!」
鈴村さんの顔から血の気が引いていく。
震える唇が何かを言おうとするが、声にはならない。
リリーさんが横からすっと顔を近づけ、冷たく微笑んだ。
「大丈夫。もう男には戻れないから。それを飲み干して、完璧な女の子になっちゃいなさい」
「じゃあ……次はこっちも飲んでくれます?」
私は別の紙コップを差し出した。
「こ、これは……」
「さっきのは家庭用。それでも十分な効果があるんだけれど……こっちのはさらに女性ホルモンが入った業務用です。さぁ、こちらも一気に飲み干してください」
◆
鈴村さんにもう逃げ道はない。
肩を震わせ、目に涙を浮かべながらプロテインを飲み干す。
「次はね」
私は告げる。
「リリーさんが今、予約してくれたお医者さまで……女の子に不要なものを処理してもらいましょう」
「……や、やめて……っ!」
鈴村さんが必死に首を振る。
「怖がらなくていいの。女の子になるって、そういうことだから」
リリーさんが囁き、指先で鈴村さんの顎を持ち上げる。
私はその瞳を正面から見つめ、冷たくも艶やかな笑みを浮かべた。
「こうして女の子が誕生するんですね」
◆
私たちはそのまま三人で病院へ向かった。
白衣の医師たちが静かに待つ中、リリーさんと二人で鈴村さんが性転換される様子を見届ける。
鈴村さんの身体が、女性のものへと変わっていく瞬間――戸惑い、羞恥、そして抗えない快感が混ざるその瞬間に、私の胸は高鳴った。
「……すごい……」
私は小さく息を漏らす。視界の中で変化した鈴村さんの柔らかな曲線、少女らしい仕草、儚げな表情。そのすべてが、たまらなく刺激的で、目が離せない。
リリーさんさんもまた、満足げに微笑みながら手際よく施術を進めている。
私はその光景に完全に没頭し、心の奥で昂ぶる衝動を抑えきれなかった。
そのまま一睡もできずに朝を迎えた。
目が覚め、新しい身体を受け入れることができず、泣き叫ぶ鈴村さんの姿を見て、私は興奮を抑えられない。
「ふふ……次はどの生徒さんにお願いしようかしら……ね、リリーさん?」
……どの人に女の子になってもらおうかな……。楽しみで、高鳴る胸の鼓動をさえられない……。
※次回からは別の物語を投稿します。
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