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【謎糞コラム】インキャがエナドリ好きな理由と、私的エナドリ論

「インキャはエナドリが好き」だなんて風潮があるが(あるか?)、弩インキャな吾輩も多分に漏れずエナドリが好きである。


なぜインキャ(或いはオタク)はエナドリ好きになりがちなのかと言うと、それは多分、彼ら(僕ら)は慢性的に脳内物質が枯渇気味な人種だからだと思う。

先天的に脳内物質枯渇気味な人種であるがためにそれを補うために知的好奇心や創作意欲が非常に旺盛で、その結果としてオタクになるのである。そしてまた、エナドリなどの嗜好品に傾倒しがちなのである。




エナドリというのは要は「炭酸ジュース程度の糖分とコーヒー程度のカフェインが入っているジュース」なのだけども*、この「炭酸ジュースとコーヒーの良いとこどり」的なエナドリは僕ら脳内物質枯渇マン的には非常に有用なのである。


砂糖による即効的なエネルギー補給と(ゼロシュガーエナドリも無論存在するが)炭酸によるガツンと来る高揚感、カフェインの覚醒作用による頭脳労働ブースト。

これら2点は所謂オタ活において何かと便利である。


コーラなどの炭酸ジュースだけでは甘味と爽快感は十分だけどカフェインが足りない。コーヒーだけではカフェインは十分だけど甘味と爽快感が足りない。

コーラとコーヒーを交互に飲むのでは趣がないし、面倒だ。

砂糖(甘味)と爽快感とカフェインを同時に接種したい。


そんな脳内麻薬枯渇マンの切実な需要を、所謂エナドリはピンポイントで満たし得るのである。




そんなわけでインキャはエナドリを愛好しがち。という、自説。




〈完〉






以下余談なエナドリ論


※ちなみに、エナドリを飲まない人間は過剰にエナドリを恐れ過ぎる嫌いがあるけども、本文に述べたように実のところエナドリには然程アブナイ成分は入っていない(白砂糖や人工甘味料、カフェインがアブナイ成分だと言われれば、それはそうだと思うが)。炭酸ジュース程度の糖分とコーヒー程度のカフェインと、多少の活動的になれそうな成分が入っているのがエナドリの正体である。そもそも、そんなにエグイ成分が入っているなら薬事法に引っかかってジュースコーナーに陳列できないのである。スーパーやドラッグストア等の薬とかが陳列してる別レジのコーナーにしか置けなくなるのである。医者の処方箋なしでは手に入らなくなるのである。


エナドリオタク程この点を理解していて(←エナドリオタク故に全成分をグラム単位で把握しているため)、その上で……エナドリを飲んだところで翼も生えないし野生も解放できないと知った上で、「エナドリという文学」を楽しんでいるのが現実である。




「エナドリという文学」などと聞けば「エナドリ飲みすぎて狂ったのか」と思われるかもしれないがこれは決して妄言危言の類ではなくて、事実エナドリという商売は極めてブランド的側面、文脈依存的側面が強い。

上述のようにレッドブルにせよモンスターエナジーにせよ他の第三勢力にせよ、さほど成分に奇抜さがない以上はその生死を分かつのは(他社との差別化に寄与するのは)ブランド性……つまりブランドが内包するストーリー性に他ならない。

アップル信者がスペック面や価格面で優越している他社製品をスルーしてアップル製品を重用するのと一緒である(彼らがそれを自覚しているかは置いておいて、アップル信者達はスティーブ・ジョブスがはじめたストーリーに参加するためにアップル製品を購入する)。


例えばレッドブルやモンスターエナジーはモータースポーツやエクストリームスポーツを後援する事で「我々は限界に挑戦する人々を応援している」と行動を通じて表明し「ただのジュース」にストーリー性を添加するわけであるけども、エナドリオタク達はそうしたメッセージに共感し、「俺達もその活動に混ぜてくれ!」という意思表示として(ただのジュースな割には割高な)エナドリを購入するわけである。要は本質的にはカンパである。

かつてヒッピー達がピースマークを身に付けたのとも通底する(ちなみに、モンエナは度々ヒッピー文化を援用する)。


モンエナがちょっと病的なまでにブランドイメージや商標に固執するのは、エナドリ商売における「ブランドは生命線」という原則に起因するわけである(モンエナのやり口は悪手だと個人的には思うが)。



レッドブルやモンエナの好調を羨望して安易にパチモン染みたエナドリを販売する第三勢力たちは、思うに上述の点を理解していないように思える。いまいち求心力のないエナドリ銘柄はコスパ面などでレッドブルやモンエナに立ち向かおうとするが、そもそもがエナドリオタクはコスパなど重視しないのである(エナドリそのものがコスパ悪いのだから)。エナドリオタクが重視するのは割高価格を払うに値するブランドイメージとメッセージ性なのである。

アップル製品を使ってる俺、レッドブルを飲んでる俺と比類する「ブランド体験の提供」が、エナドリ商売の本質である。


(個人的に味は嫌いではないものの)例えばzoneやASAPクラブなどはその点を理解できておらず安易にコラボなどでセールスを促進しようとしていたが、無暗に軽薄なコラボを繰り返せば繰り返す程に却ってブランドイメージが安っぽくなり、エナドリオタクからそっぽを向かれる……というわけである。

コスパ重視でただ砂糖とカフェインの摂取を目的とするなら、エナドリよりも砂糖入りコーヒーをガブ飲みした方がいいのである(事実、そうしたコンセプトのコーヒーも販売されている)。


おわり。


ちなみにモンスターエナジー500mlボトル(M500)はその流麗な缶デザインでその筋(どの筋だよ)から評価される。メーカーはアルテミラ製缶(かつてのユニバーサル製缶)。The Cans of the Year Awards 2019のボトル部門でGOLDを受賞。

買わなくてもいいので(エナドリオタクな自分からしてもモンエナ黒500mlは量がちょい多いので)、スーパーやコンビニで見かけたら是非手に持ってその重みと曲線美を感じて頂きたい。



【謎糞コラム】インキャがエナドリ好きな理由と、私的エナドリ論

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